製造業での期間内辞職

3か月のみの短期間派遣社員として、製造業の工場で働いた経験があります。随時募集している工場で、人が足りないとの理由で紹介を受けました。金属製品の加工工場に派遣され、加工部門の中で働くことになりました。同年齢くらいの男性が多くいた職場です。

辞めるに至った理由

働き始めて最初の1週間くらいは順調に仕事をしていたのですが、2週目くらいから、作業のスピードを問われるようになりました。どんな仕事にも慣れというのが必要なので、ある程度時間はかかるものです。しかし、資格のない作業をやるよう命じられ、遅くてできないと叱責されるという状態でした。製造業での有資格作業は危険が伴うことが多く、素人が行うと事故につながる危険があります。安全第一の業務ではあってはならないことなので、通常は派遣社員に業務を任せることはありません。この点については、派遣元の担当者に話し、判断を仰ぎました。しかし、軽い返事のみで、具体的にどのように対応するかという判断はなされませんでした。そのような状況で、3、4日たち、10日が過ぎた時点で、辞職するという結果になりました。

契約期間の残り

3か月間という期間だったので、残りは約80日くらい残っていた状態です。さらに、派遣先会社としては、続くのであれば、期間を延長したいという考えでいたようです。しかし、これ以上続けることはできない、と判断したため、すぐに辞職する旨、担当者に伝えました。

辞めるときの段取り

派遣元の担当者は、派遣先に連絡し、辞職を受け容れてもらったようです。しかし、こちらも伝えるべきことは伝えていたので、双方、いた仕方ないという結論で契約を途中解除しました。

その後の派遣先、派遣元との関係

辞職したのち、派遣元にはきちんと仕事の状態を説明しました。資格のない業務で危険、事故に直結してしまうものを命じられても受けることはできない。入社して1週間の人間に正社員なみの意識を求められても適応できない、など。派遣元の担当者は話を聞きましたが、特に何も気にしてはいませんでした。派遣元は次々と人を投入するため、自分がそこで働くわけではないからです。以降、派遣先だった会社のことを聞きましたが、やはり人手不足は変わらずで、誰も定着せず、業務が圧迫されているようです。もちろん、派遣先の会社には、それ以降足を踏み入れていません。しかしながら、派遣元にも派遣先にも、それぞれ問題点がかなり多くあったのは間違いないでしょう。派遣元の会社とはそれきり縁を切り、以降、紹介は受けていません。連絡は何度もありましたが、電話には一切出ず、連絡先からも消去してあります。

トラブルについて

派遣元とはトラブルになりました。上記のような内容で辞職することになったので、同社から紹介される仕事はできないと伝えました。次の仕事を紹介するなどと言っていましたが、もちろん、受けるつもりはなかったので断りました。元来、派遣労働とはそういうものなので、通常のような働き方はできるものではないのが現状です。

トラブルに至った原因として、派遣元が適当な人間をみつくろって契約し、利益を得ようとしたこと。派遣先会社は、給与、立場は派遣だが、正社員としての技術や意識を求めているので、できて当然という見方をする。このギャップが派遣労働の実情であるため、これが解消されない限りは、トラブルは常に起きると考えられます。これについて意思を伝えましたが、派遣会社は特に対応するつもりはない様子です。当然ですが、替え玉はいくらでもいるので、次の人間を派遣すればよいだけのこと。しかし、のちに聞いた話では、次に入る人も同じ理由でどんどん辞めていき、派遣先の会社は常に人手不足であり、業務が滞るといった状態です。このトラブルは派遣制度がある限りはずっと続く問題なので、今後も解決されることはないでしょう。